リフター部は、他社のものよりも薄くて柔らかめです。柔らかすぎて曲がってしまうため、段差を吸収するような下敷きとしては不適でしょうか。
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不満点は、まずペンホルダーの縫製部が中に寄り過ぎ。段差ができるうえに、手帳の厚みも増してしまいます。ペンホルダーは端っこギリギリに縫い付けて欲しいところです。
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次。バイブルサイズ版のホルダーも所有しており、それを前提に購入しましたが、ミニサイズ版はより革が薄くなっていました。硬いクリップの場合、革がたわんでしまい上手に差せません。指先でクリップを開いて差すとか面倒くさいにも程があります。
重さのあるペンは、落ちないようにするためにクリップ力が強い場合が多いです。そういうペンこそ、保護範囲が広く、しっかりとペンを抱え込むペンホルダーが欲しいわけで・・・
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軸径11mm程度のペンが差せるようになっていますが、万年筆のように太すぎるとダメ、細いペンはガバガバで不格好と中途半端な気がします。
とはいえ、市販されているミニ6のペンホルダーは種類が少なく、その中からマシなものを選ぶしかありませんでした。
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なお、アシュフォードのミニ5穴名刺ケースが、縫製によってできる段差を埋めるように収まります。ミニ6にミニ5のケースを使うので、上部に空きスペースができ、それもまた筆記時に段差になりますが、無駄なスペースを活用し、リフィルの収納枚数を増やすことには貢献します。リング径8mmのシステム手帳とかは、そういうチマチマした節約をしないと厳しいのですよねぇ。